中学受験の国語の成績は上がります。1年目は半年で13アップ。2年目は8ヶ月で8アップ。その差は?
大学を卒業して初めて持った6年生は3クラス中の3番目。
半年でクラスの平均偏差値が13アップ。
その時の口癖は「みんなで2組を抜こうな!」
自信満々で臨んだ2年目。
8ヶ月で平均偏差値が8アップ。
その時の口癖は「教えたとおりやれば誰でも成績は上がるからな」
2年目の私は生徒の成績がなかなか上がらないことへの不安しかありませんでした。
1年目は8月には結果が出ていました。
しかし、2年目のクラスは7月になっても結果を出せるような手応えを持てませんでした。
私は不安でたまらない日々を送っていました。
このままでは生徒の成績を上げられない。
不安、苛立ち、焦りが日々募っていきました。
そんな感じだったので生徒はたまらなかったはずです。
どこかで生徒との距離を感じ始めました。
私のことを怖れていることが感じられたのです。
可愛くってたまらない生徒でした。
その生徒たちを萎縮させてしまっていることを涙ながらに謝罪しました。7月の半ばのことでした。
30年以上の教師歴の中で後にも先にもこの1回です。生徒の前で泣いたのは。
その後、腹を括って当たり前のことを徹底し始め、
10月には2月と比べて成績が8上がっていました。
この時に感じたことは2つです。
1)生徒一人ひとりを見ることの重要性
・どこをどう考えたからその答えになったのか。
・どう声をかけるとその子は伸びるのか。
冷静に生徒を見ることができなければダメですよね。
2)自分自身のスキル不足
・教える内容をシンプルにしなければならない。
・設問からのアプローチを法則化しなければならない。
そうでないと結局は教わっても使えない。
誰でも再現可能な方法でなければ結局は実践されないのです。
30年以上かけて学んだ国語の成績アップのコツをこのブログでお伝えしています。